鋼の錬金術師の再来なるか、荒川弘「アルスラーン戦記」の進撃
中世のペルシアをモチーフとしたファンタジー戦国記
鋼の錬金術師で反響の大きな戦闘シーンは綺麗であり圧巻
また、乙嫁語りに近い世界観もあって読んでいて切なさと美しさを感じる作品で面白かった
すぐに読み終わってしまった、また楽しみなマンガが増えたな…
小説版とは少し異なっていて、戦争の始まる前の序章から物語が始まり、すぐに世界観に引き込まれるようになってる
裕福だが奴隷もいるパルス
貧しいが、人民はみな平等を唱えるルシタニア
現代の宗教戦争の縮図がそこにあるような気がする、どちらが正しいのかなんてわからない
そこに戦争をする意味はあるのか?
そう思わされてしまう作品
まぁそんな難しいことを考えずとも、荒川弘さんの描く戦闘シーンは勢いがあって綺麗
単純に絵だけでも興奮してしまう
主人公のアルスラーンが悩みながら王国というものを考え行動するのも、鋼の錬金術師につながる形になってて面白いなこれ
良いタッグでマンガを描いてると思う、スマホアプリのマンガボックスでも週一回の更新で読めるのでオススメです