喰う寝るふたり住むふたり、モンクロチョウの 日暮キノコさんは 短篇集も面白かった 「なないろ胞子」 ドラマ化も!
喰う寝るふたり住むふたりの3巻と同時に(喰う寝る〜はドラマ化も!!)
コミックナタリー - ドラマ「喰う寝るふたり~」に小西真奈美&金子ノブアキ
短篇集「なないろ胞子」が発売
今までの読み切り+喰う寝るふたり〜の番外編「禁煙」
予想通り面白かった、月スピに載ってた指恋症候群も面白かったのに
この面白さに気付かなかったとは・・・
ちなみに女の子が「ビンタ」することを快感に思い、、、という
ちょっとフェチちっくなところから始まる面白い恋模様の話
ページ数も300ページ弱と、ボリュームたっぷり
ジュンク堂書店で購入したら右のおまけイラストがついてきました
指恋症候群は名前が「ふれあい教室」に変わってましたが内容は基本そのままで
ビンタから始まる高校生の乙女心、読んでるこっちも赤くなるわ若いなー(笑)ってなる
「狭い女」はちょっと依存的な女の子がやけにエロチックだけど
これもまたちょっとモヤモヤしててモンクロチョウを読んでるようだった面白い
「アロワナ」は一人が大好きな青年が人魚を釣ってしまうところから
人魚が知識を蓄えていって、、、最後ちょっと切ない
「青春シンドローム」は最初ページ開いた時に「・・・え?(笑)」ってなること絶対
日暮さんの初期の作品らしく、画力がまだ無かった時のらしい
後書きでもそれについて述べてて面白かった(笑)
「残酷同士」は、非モテな男子と地味系女子で
似たもの同士だからわかることってあるし、恋の手助けなんてしない
心は通ってるけど好き同士ではないし・・・なんか複雑な話だった
非モテさんの心情良くわかってるなーうんうんとちょっと共感してしまった
「卵の娘」は、母親の愛情が足りなくて殻にこもってしまう娘
最後は卵にこもってしまうが・・・?比喩表現なのか非現実的な話なのか
ぼんやりしている感じが逆に面白かった、愛情大事
「金ピカの頃」は、夢を追いかける田舎の中学生女子が、田舎のみんなをダサいと
思い少し反抗する が、担任の先生だけは理解してくれるし
そんな先生にきっと思いを寄せるけど、まぁそこは口にも顔にもださず
ちょっと甘酸っぱい感じになって少し幸せな気持ちになれるそんな作品
一番この話が好きだったなー
喰う寝るふたり住むふたり特別編「禁煙」は、タイトルそのまま禁煙する話
ただ禁煙するだけだしちょっとページ数少なめだけど、そんなちょっとしたことを
膨らまして話かけるの凄いなー面白かった
禁煙中にありがちな「あるある(笑)」って思うこととまぁとりあえずやってみることが大事なんだよ(笑)ってのが面白くてよかった
こういう短篇集、その時の裏話とか後書きで書いてて面白いです
イラストも盛りだくさんだし、いいね