#読み切り 大石日々さん「8畳とプラズマ」
月刊スピリッツ2017年8月号
重版出来の熱さ
辺獄のシュヴェスタの不穏さ
ギスギスへんしゅうコロスの相変わらずさ
色々と月スピは尚も面白い
大石日々さんの「8畳とプラズマ」
引きこもりで、ネクラ気味
趣味はブログを細々と
最近何かと話題な、AIを題材として
設定自体は目新しいものというのは無いが、絵がなかなか綺麗だなってとこから入って
読みやすくネット好きには頷ける感じの単語の数々
ヒロインが快活で魅力があって
ここからどんな日常系なのかなーとおもっていたら、思ったより壮大
AIも人間になりたいと思うんだなと
それも、ただ純粋に
– 人間の世界が楽しいことで溢れてるから、憧れていた –
コミカルあり、デフォルメあり、ちょっとしたギャグから、AIに対する現代の象徴的な方面ありで…
色んな要素が入ってるけど、不思議と読みさすくて
伏線的なものもあり、うまい具合に読み切りとしてマッチしてた
AIの遺電子やスキエンティアみたいに、少し先の未来を問いかけるような
デモクラティアや外天楼のように、AIやロボットに対する人の恐怖感とか
軽やかだけど、そういった感じを醸し出してて上記マンガが好きな人は好きな感じの読み切りマンガだった
これは良かった、今年上半期読み切りの中でもかなり面白い
次また何か描かれるなら読んでみたい